甲州羽毛ふとん® コラム

そろそろ買い替え時?羽毛ふとんの寿命ってあるの?

羽毛ふとんの寿命は?

羽毛ふとんの寿命は?

羽毛ふとんって何年くらい使えるんだろう?良いものを買えば一生ものって本当かな? とのお問い合わせが多くあります。

羽毛ふとんの寿命は一般的には数年~十数年と言われていますが、価格の高いものが必ずしも長持ちするとは限りません。むしろ、高級品ほど繊細で劣化が早いこともあります。そこで今回は「羽毛ふとんの寿命」についてご紹介します。

羽毛の寿命は品質次第

羽毛の寿命は品質次第

羽毛ふとんの中身に入っている羽毛自体の寿命は品質やご使用環境により大きく変わりますが、良質な羽毛を適切にお使いいただければ、十数年は使い続けることも可能です。
こまめに手入れをすることで、より長くお使いいただけるのですが、ダウンパワー値(羽毛のふくらみを示す数値)が低い羽毛だと、ダウンボールが小さく、羽枝のコシが弱くヘタリやすく、ちぎれやすいため短期間でへたってしまいます。ダウンパワー値が高い羽毛の場合は、ダウンボールが大きく、羽枝のコシもあるためヘタリにくく長期間使うことができます。

一般的にダウンパワー値400以上の羽毛は高品質と言われますが、甲州羽毛ふとんでは、ダウンパワー値440以上の最高品質のダウンをお薦めしております。

https://www.koushuumoufuton.com/products/#lineup02

がわ生地のほうが先に寿命が尽きやすい!

がわ生地のほうが先に寿命が尽きやすい!

実は羽毛ふとんは中身の羽毛より、がわ生地のほうが劣化が早く、寿命が尽きやすいのです。

毎日使うお布団は、カバーをしていても寝汗などの汚れが、布団のがわ生地へ染み込んでいってしまいます。また、実は高品質な生地であればあるほど耐久性が弱いので短命になります。なぜならば、高価な繊維であればあるほど繊維がより細く長く、柔らかく繊細だからです。

特にシルクや綿の細番手の生地は羽毛の吹き出しが発生しやすいものがあります。なぜならば、がわ生地の軽さ、柔らかさを追求すると、より細い番手使いになり、織り目が多くなるために、ご使用しているうちに生地の織り目が緩んできます。その緩んだ織り目から細かなファイバーなどが飛び出してくるのです。カバーを開けた際に四隅に細かいファイバーがたまっているケースもありますが、破れや穴がなければ大きなダウンボールが飛び出すことはないため、通常のご使用には問題ありません。

甲州羽毛ふとんでは、細番手100番手の糸を使い国内で丁寧に織り上げた、羽毛布団専用生地を使用しております。1日で約80mしか織れないがわ生地は高密度で、ダニ通過率0%の最高ランクのがわ生地になります。

通気性・強度・軽さ・柔らかさ の面でバランスの取れた最高品質の羽毛ふとんがわ生地になります。

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なお、お洗濯の際などカバーを開けた際に、大きなダウンボールやフェザーが飛び出している場合は、がわ生地が大きく緩んできたり、破れていたりするケース多く、がわ生地の寿命が尽きてきた証です。

買い替えでも構いませんが、高品質なダウンの場合、中身のダウンはまだまだ使えますので、まずは、羽毛ふとんリフォームなどをご検討ください。

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滝口彰彦

1967年山梨県生まれ。 中学生の時に父親に連れられ、ドイツの展示会で初めて羽毛布団に出会う。 羽毛布団の素晴らしさに魅せられ、寝具小売業へ就職ののち、製造に携わりたい思いで工場へ転職し、日本中の問屋へ羽毛布団の卸売りを手掛ける。 その後、タキ・リビングを立ち上げ、「甲州羽毛ふとん」ブランドを展開。現在に至る。

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