寒い冬になると、暖かい羽毛布団をさらに暖かく使用しようと、起毛された毛布素材のカバー(通称:あたたかカバー)をお使いになる方が多くいらっしゃいます。
そのカバーを洗濯しようと外した時、中に白い羽毛のようなものがたくさん・・
「あ、羽毛の中身が吹き出している」
「穴でもあいているのかな?」
と、販売店やメーカーへ問い合わせるケースがみられます。
実は、弊社にも年間数件の問い合わせがあります。
対象の羽毛ふとんや、吹き出した繊維をお送りいただき、
「がわ生地に穴があいていないのか?または生地不良なのか?」
を調べるため検品・検査を行うのですが、そのほとんどが羽毛ではありませんでした。
実はそのほとんどが、羽毛の吹き出しではなく、「毛玉の綿ゴミ」なのです。
あたたかカバーで使用される素材の多くは、化学繊維(アクリル・レーヨン・ポリエステル)で、表面には毛玉ができにくい加工を施していますが、中側には加工をしていないものが多く、羽毛ふとんとの摩擦で毛玉ができて、綿ゴミになってしまうのです。
化学繊維は、繊維1本1本が強く静電気が発生しやすいため、摩擦が起きやすくなっています。比較的繊維が長く、繊維がからまりやすいことも毛玉ができやすい原因です。
また、繊維の色も白色が多く、羽毛が吹き出したと勘違いしてしまうのです。
長い間布団カバーを洗濯しないで、さて洗濯しようとカバーを外したら大量の白い繊維。
部屋中に飛び散ってしまい、掃除が大変。
そうならないように、定期的に(できれば週一回程度)はカバーを洗濯・交換することをお勧めします。
参考までに、弊社へ来た羽毛ならぬ「毛玉の綿ゴミ」の画像は下記の通りです。