甲州羽毛ふとん® コラム

羽毛ふとんカバーの選び方は? 後で後悔しないポイントをお伝えします。

甲州羽毛ふとん
羽毛ふとんカバーの選び方・後悔しないためのポイント
羽毛ふとんを長く使い続けるには、ふとんカバーは必須アイテムです。
そこで今回は、羽毛ふとんに利用するふとんカバーの選び方についてご紹介します。

羽毛ふとんにカバーが大切な理由とは

羽毛ふとんにカバーが大切な理由
羽毛ふとんを利用する際、必ずカバーを付けることをおすすめしています。ここでは、カバーが必要になる理由についてご紹介します。

1.清潔さを維持するため

人は寝ている間に、コップ1杯分程度の汗をかくといわれています。その汗がそのままふとんに吸収。ふとんに付着した汗は、次第に汚れになっていきます。
カバーを付けていない羽毛ふとんの側生地が汗を吸収してしまえば、汚れるだけではありません。内側の羽毛へと移り、湿気と共に雑菌の繁殖を促進し、臭いや羽毛の劣化の原因となってしまいます。

一般的な羽毛ふとんは簡単に洗濯ができませんが布団カバーを付けていれば、汚れても簡単に取り外して洗濯することができ、肌に触れる部分や羽毛布団も清潔に保つことができます。

2.外からのダメージを防ぐため

羽毛ふとんの側生地は、中の羽毛を出てきてしまわないように、高密度に織られています。
しかし、側生地にどんなに小さな引っかきキズでも、そのキズからすぐに羽毛が吹き出してきます。
布団カバーを付けずに、羽毛ふとんを利用すると、側生地は弱まってきます。そのため、カバーを付けないことで外からのダメージにとても弱くなり、生地にキズが付きやすくなってしまうのです。

羽毛ふとんのカバーの選び方

羽毛ふとんのカバーの選び方
羽毛ふとんのカバーにはたくさんの種類があります。風合いや機能性もさまざまです。
下記は羽毛ふとんカバーの選び方について紹介します。

【羽毛ふとんのカバーの選び方1】素材

ふとんカバーの素材は、主に「化学繊維」と「天然繊維」の2つ分にけられます。

化学繊維のふとんカバー

化学繊維のふとんカバーで代表的な素材は、ポリエステルやレーヨンなどです。化学繊維のカバーは水洗いができたり、軽量だったりと、利便性の高い素材といえます。
しかし、湿度を調節することが難しい素材でもあります。そのため、熱がこもりやすく寝苦しさを感じることがあります。(※1)

【ポリエステル素材の特徴】
ポリエステル素材は、丈夫なのが特徴です。さらさらした肌さわりで、保温性にもすぐれています。通気性や吸放湿性、吸水性がやや悪いといわれています。

【レーヨン素材の特徴】
吸水性・吸湿性にすぐれているレーヨン。肌さわりもよく光沢もあります。洗濯することで生地が弱ってきてしまうため、レーヨンはお手入れがややしにくいのがデメリットです。

天然繊維のふとんカバー

天然繊維は、シルク・綿・麻などがあります。天然繊維の素材は、肌触りの良さが特徴です。そして、化学繊維とは異なり湿度を保つ機能があります。最適な寝心地を求めるのであれば、天然繊維を選ぶことをおすすめします。
ただし、天然素材のふとんカバーでも柄がプリントされている場合、プリントに化学染料を使用しているものもあります。化学染料が使用されていると、吸湿・発散性、通気性、生地の柔らかさなどが損なわれてしまいます。天然繊維であれば、無地のカバーがおすすめです。

【シルク素材の特徴】
シルクは絹とも呼ばれ、光沢がある素材です。保温性・吸放湿性・通気性に優れています。夏は涼しく、冬は暖かいので通年で利用できます。シルクは軽量で肌さわりが良いのも特徴です。

【綿素材の特徴】
なめらかな肌さわりの綿素材。吸水・吸湿性に特化しているため、汗をすぐに吸収してくれます。保温性にもあり、薄手のものであれば通気性にもすぐれています。通年利用できるカバーも多くあります。耐久性もあるので洗濯しても大丈夫。お手入れしやすいのも、綿素材のメリットです。天然繊維であれば、お手入れが楽な綿のカバーがおすすめ。

【麻素材の特徴】
麻は、リネン(亜麻)・ラミー(ちょ麻)とも呼ばれています。麻素材は、通気性がよく、吸水性・吸放湿性にもすぐれています。ただ、保温・保湿にはやや劣るため、夏に利用するのがおすすめの素材です。

甲州羽毛ふとん®では、無地の天然素材のカバーをご用意しています。

https://shop.koushuumoufuton.com/SHOP/268389/267722/list.html

※1「公定水分率とは」
繊維は大気中で自然にある程度の水分を吸収する。この吸収する水分の量は繊維の種類によって異なる。
繊維原料および糸はすべて目方によって取引される。したがって、取引の公正を期するため、各繊維について表に示すように公定水分率が決められている。ポリエステルなどの合成繊維は公定水分率が極めて低く、天然繊維は一般に高い。

出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』

【羽毛ふとんのカバーの選び方2】着脱のしやすさ

羽毛ふとんは、簡単に洗える寝具ではありません。しかし、ふとんカバーをこまめに洗うことで清潔さを保つことができます。
そのため、カバーの着脱のしやすさは、ふとんカバーを選ぶ上で重要なポイントです。一般的に掛ふとんカバーには6~8箇所の留めヒモなどがついています。留めヒモは、着脱の際に固結びになり、ほどきにくくなることも珍しくありません。また、ヒモが切れたり、ほどけたりして、睡眠中にカバーがずれてしまうこともあります。最近は、ヒモ形式ではなく、ボタンホック式や、マジックテープ式が使用されているものも増えてきました。着脱のしやすさで選ぶのであれば、ボタンホック式やマジックテープ式のものが良いでしょう。

甲州羽毛ふとん®の掛けカバーは、8カ所ボタン式ホックのため脱着が簡単です。

https://shop.koushuumoufuton.com/SHOP/S210.html

寝具は日々の睡眠の質に影響します。睡眠の質が落ちれば、毎日のパフォーマンス変わります。
そのため、ふとんカバーは、さまざまな視点から検討してご購入ください。

まとめとよくある質問

今回は、羽毛ふとんのカバーの選び方についてご紹介しました。
羽毛ふとんのカバーは、素材や着脱のしやすさで選ぶことをおすすめしています。清潔さや外からのダメージを予防するために、羽毛ふとんにはカバーをつけるようにしましょう。

最後に羽毛ふとんについてよくある質問をまとめました。

A:週に一度は洗濯することをおすすめしています。

A:羽毛ふとんの汚れや劣化が気になる場合は、専門のクリーニングやリフォームに依頼することをおすすめしています。

A:月に1~2回、カバーをつけたまま天日干しをしましょう。

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滝口彰彦

1967年山梨県生まれ。 中学生の時に父親に連れられ、ドイツの展示会で初めて羽毛布団に出会う。 羽毛布団の素晴らしさに魅せられ、寝具小売業へ就職ののち、製造に携わりたい思いで工場へ転職し、日本中の問屋へ羽毛布団の卸売りを手掛ける。 その後、タキ・リビングを立ち上げ、「甲州羽毛ふとん」ブランドを展開。現在に至る。

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